外と男性のイラスト 外と男性のイラスト

会社や事業主として事業運営をするなかでは、色々なリスクに直面する可能性があります。事業活動では一回きりのスポット取引もありますが、BtoB取引では掛けで行われるのが一般的です。掛けの取引での特徴は、ある程度の回数の取引をまとめて決済し、支払期日に入金して清算をすませることになります。

日本では中小企業が事業者の大半を占めていることから、倒産による貸し倒れのリスクに常に直面しているものと考える必要があります。掛けによる売掛金は支払期日まで、タイムラグがあり(支払サイト)、業種によっては二ヶ月程度の時間にわたる場合も珍しくありません。損益計算書上では確かに売上が増加しており、収益も確保されてはいてもキャッシュフローに不足を気たすことはよくある話しです。損益計算書は一定時点における会社の売上や収益を記載しているにすぎず、キャッシュフローの円滑な循環を示唆するという関係性にはありません。中小企業でよくあるのは、売上などは順調に上げているのにキャッシュがショートして運転資金の捻出に失敗し黒字倒産に発展することです。

会社の外観

売掛金を確実に回収し、現金を確保する経営をすることは、企業の成長を実践し倒産のリスクを回避するためにも非常に重要です。また売掛金を回収できなくなるリスクの代表的な事態は、取引先の倒産による貸し倒れのリスクです。取引先の経営状態が悪化すれば、最終的には貸し倒れの士スクにつながるので、売掛金回収のための方策を検討する必要があります。信用状態に悪化の兆候が見られたときは、不動産に担保権を設定したり、在庫の集合体への担保権設定なども考慮する必要性が出てきます。みるべき資産が見当たらず、支払サイトも見込まれるときはファクタリングを活用するのも一つの対策です。貸し倒れで売掛金を回収できないくらいなら、手数料を支払ってでも現金化すればキャッシュフローの改善も見込めるはずです。

ところで売掛金は継続的に取引することを前提にしているので、時効消滅のリスクも考えるべきです。中小企業などの商行為の時効は5年とされています。売掛金の支払や入金管理などはしっかり行い時効消滅することなどがないように、債権管理を怠らないのも重要です。仮に売掛金回収のための方策をたてても、回収できないリスクに直面すれば、弁護士などの法律の専門家のサポートも視野にいれるべきです。回収のための取引会社との折衝をしても解決を見ない場合は弁護士に解決を依頼することも想定しましょう。